桜の花がキャンパスに映え、今年度も新歓のシーズンがやってきました!
部の存続と繁栄を目指し、たくさんの新入生たちに少林寺拳法の魅力を伝えられるようがんばっています!
今年度は少林寺拳法やほかの格闘技、武道経験者が多いようで、新入生と内容の濃いコミュニケーションを取ることができました。未経験者でも、武道に興味があると言ってくれた新入生もいて、嬉しい限りです。
残念ながら、土曜日に催した花見は両日ともに曇り、雨になってしまいましたが、新入生は笑顔で楽しんでくれたようです。
4月末日現在で、入部者はなんと6名! まだまだ仲間を増やせるようがんばります!
5月3日、武庫川女子大学、大阪府立大学と合同練習を行いました!
以前から府大さんとは毎年、合同練習をやっていましたが、今回は府大&武庫女さんで行っていた合同練習と合体させる形で、三校の合同練習が実現しました。
帰省の時期が被ったこともあって、我が部からの参加は柴谷、清野のみでしたが、それでも総勢30名をこえる拳士が集まって交流することができました。県姫代表ということで、三回生の柴谷が基本練習の主座を務めました。
武階別の科目練習のあと、即興組演武を行いました。
今までにも大会や合同練習の場で会っている友人もいれば、新入生など、今回が初顔合わせというメンバーもいたので、有意義な交流になりました。次に府大さんと会うのは関西学生大会、武庫女さんと会うのは県連の合同練習になりそうです。
今年は新しい試みで、六公立に参加する形で府大さんとの合同練習を企画しようと思っているので、それも楽しみです。
5月20日、洗心館で行われた関西学生大会の運用法選考会に、郭と柴谷が出場しました。二人とも初の挑戦で前日から緊張していましたが、見学に来てくれた二人の後輩の応援もあり、見事郭が本戦への出場を勝ち得ました!
本番まで1ヶ月ないので、演武練習とともに、運用法のための練習も続けていきます。
5月28日、甲南大学六甲アイランドキャンパスで、兵庫県少林寺拳法連盟大学ブロック合同練習会を行いました。
参加した大学は関西学院大学、甲南大学、神戸大学、神戸学院大学、流通科学大学、甲子園大学、そして兵庫県立大学姫路です。例年通り各大学の監督や、大学ブロック関係の先生方に来ていただき、短い時間でしたが、濃密な指導をしていただけました! 筆者個人としましては、流通科学大学の運用法練習が新鮮で、色々と学ぶことが多かったな、と思いました。
一回生たちも、初めての合同練習で多くの他大学の拳士と交流する経験ができて、とても充実していたようです。基本練習の時間でも、全体にかける気合いの声がしっかりと出ていて、素晴らしかったです!
6月10日、尼崎ベイコム体育館で関西学生大会が行われました。
一回生にとっては初めて見る少林寺拳法の学生大会で、その気迫に興味津々、といった様子でした。
そして白・緑帯の部において、松浦・清野ペアが本選に出場し、五位に入賞しました!
大会後は府大さんと一緒に食事をしました。来週にも大会があるので、続けて出場する上回生は今日の反省を踏まえて演武に磨きをかけたいところです。
6月18日、県立武道館で開催された兵庫県大会に参加しました!
一般男女級拳士の部で松浦・清野ペアが、そして一般男子有段の部で郭・柴谷ペアが、それぞれ最優秀賞を獲得しました!(各部門に参加した人数が異常に少なかったのは秘密です)
両大会、残念ながら一回生は入賞することができませんでしたが、大会の雰囲気や他大学、他支部の素晴らしい演武を見て、それぞれなにか思うところがあったようです。入賞という結果よりも、感じた悔しさやなにかを学び取ろうとする姿勢が、今後の成長を上回生に感じさせてくれました。一回生に負けないよう、上回生も研鑽を続けます。
6月24日、入部式と新歓コンパを行いました。
入部式では、例年通り一回生が主将らと葡萄酒(に見立てた葡萄ジュース)の杯を交わしました。その後、一回生と幹部による自己紹介があり、現主将である藤堂、40期主将板井さん、38期主将真鍋さんによる単独演武、二回生の松浦と清野、39期主将井上さんと40期粟根さんによる組演武、そして三回生の柴谷と郭による運用法が披露されました。
藤本先生のご法話のあと、なんと以前から何度か足を運んでいただいていた大学の先生が、顧問として部に携わってくださることになりました! 近年一のトップニュースかもしれません。
新歓コンパでは、一回生の芸が印象的でした。女子2名のダンスもさることながら、男子5名(とナレーション)によるコントの頑張りに、会場は(正しい意味での)失笑に包まれました。司会進行の都合で最後まで見ることができませんでしたが、芸により磨きをかけて、いつか完全版を披露してもらいたいです。
今年はたくさんの一回生が入ってくれました。全員真面目で、練習熱心なのが眩しいくらいです。これから昇級、合宿と経験していくことになりますが、辛いときもめげず、協力して頑張ってほしいと思います。
8月11日、一回生主体の企画として、前期お疲れ様会を行いました!
内容は去年と同じく、河原でBBQです。久々にお会いする先輩方との談笑を楽しみつつ、おいしいお肉や野菜をいただきました。驚いたのは、なんと一回生がバウムクーヘンを作ってくれたこと。アルミを巻いた棒を火にかけて、その上から予め作っておいた生地を垂らして、ぐるぐる回し……を繰り返すと、厚い層状の塊が。それを輪切りにすると、店で見かけるものと同じバウムクーヘンが出来上がっていました。参加した上回生は、「今年の一回生はクオリティが高い」と口を揃えていました。
夏はなかなか予定を合わせにくくなりますが、同時に技術向上のうえで最も重要な時期でもあります。今年度は人数も増え、幾つか新しい試みにも挑戦しているので、一同夏の練習に励みます!
8月17日から19日の三日間、長澤、柴谷、清野が県連(兵庫県少林寺拳法連盟大学ブロック)の夏合宿に参加しました。場所は昨年と同じ京丹後でしたが、宿や観光に訪れた場所は異なりました。
今年度も県内の各大学から五十名近くの拳士が参加し、合宿は大変盛り上がりました。大学ブロック理事長の柿谷先生には柔法の鈎手、逆小手や基本突き蹴りについて深く教えていただき、学ぶことの多い合宿となりました。
学生同士の交流が一つの大きな目的のため、練習だけでなく、夜のレクリエーションや懇親会の席でほかの大学の方々と互いの大学での状況などを話し合う機会も多く、とても楽しかったです。
8月29日から9月1日の四日間、香川県の詫間で夏合宿を行いました。
夏の本部合宿と時期が被っており、行く途中の汽車内や宿で他大学の方とも会いました。
今年は先生のご都合が悪く、残念ながら参加していただけませんでしたが、一回生共々、合宿ならではの修練や雰囲気を経て充実した時間を過ごしました。主な練習内容としては、天地拳第一から第六系までの体得、基本練習の追究、学科を交えた練習、そして一回生の運用法体験でした。
宿泊した施設も素晴らしく、特に温泉に入ると練習の疲れが一気に吹き飛びました。三日目の懇親会では多少騒いでしまいましたが……、寛容な支配人殿に感謝です。
最終日の観光では、猪熊弦一郎美術館やうちわミュージアム、丸亀城を訪れました。特に猪熊弦一郎美術館では、普段触れない世界に一同圧倒されました。
今回の合宿で、成長と同時に課題もたくさん見えてきました。それをどう解決すればよりよい部活になれるか、工夫に精を出せる反面、難しいところでもあります。
9月4日、大阪府立大学と合同練習を行いました!
お互い合宿終了直後で疲労が残っていましたが、十三人もの拳士が遠いところ書写までやって来てくれました。
移動練を含む濃密な基本練習と、武階別に技練習。有段の科目では今まであまりやっていなかった二段の技をたくさん勉強しました。残った時間で、各大学それぞれ六人を出し合って運用法大会を行いました。延長戦の多い試合展開でした。
普段の練習不足を痛感する結果となりましたが、この悔しさをバネに技、運用法共に磨いていきたいと思います。
練習後はキャンパスの向かいにあるお好み焼き屋さんで懇親会を行いました。
来年以降、この交流を引き継いでいくのは後輩の代なんだなあ、と思うと、無性にしみじみとした気分になりました。
10月8日、甲南大学で行われた少林寺拳法創始70周年記念第8回 兵庫県学生大会に出場しました。
結果は、十三組と参加者の多かった茶帯の部で松浦・清野ペアが三位、男子初段の部で石間・神農ペアが二位を受賞しました! 途中、郭・柴谷ペアの小手投がすっぽ抜けて「飛」受身をしてしまうなどハプニングはありましたが……、他大学の反応がおもしろかったので、良しとしたいところです(汗)
そして今回は、初の団体演武に出場しました! しかも六人ずつ二組で、「兵庫県立大学姫路A, B」とパンフレットに載っているのを見たときは胸が躍りました。最優秀賞は獲ることができませんでしたが、初参加にしては決して悪い点数ではなかったので、今後も人数を増やして、団体演武の伝統を作っていこうと思います。
10月22日、姫路市総合スポーツ会館で行われた少林寺拳法創始70周年記念 姫路市民大会兼西播大会に参加しました。
台風の影響による激しい風雨のなか行われた大会でした。開会式、演武中、閉会式の間もずっと雨風の音が体育館に響いていました。部員の中には大会への行き返りで傘が壊れた者もおり、まず第一に無事全員が参加し、帰宅できて、本当にほっとしました。
大会結果は、一般級拳士の部で清野・松浦ペアが二位、楞野・高田ペアが三位、そして一般男子初二段の部で柴谷・郭ペアが一位、神農・石間ペアが二位でした!
前回大会では入賞できなかった組も入賞することができました。特に柴谷・郭ペアはなんと三年連続での最優秀賞で、最優秀杯に三度も名前を書き入れる名誉をいただきました。
入賞できなかった者も、今までの反省点を改善し、道院の門徒や高校生の迫力ある演武を前によく頑張っていました。
(補遺)三年間の最優秀賞の記念メダルを並べてみたところ、サイズがどんどん小さくなっていました。
11月3~5日、書写キャンパスで第14回工大祭が開催されました!
今年も、伝統的に一回生が主体となって模擬店を出店しました。商品は、去年と同じ白い鯛焼きです。人数が増えたこともあり、事前準備から当日の役割分担までよくできていました。お客さんも毎日途絶えず来てくださったようで、実際食べてみると、きちんと美味しいものに仕上がっていました。
打ち上げは例年通り鳥貴族で。普段中々お会いできない近い代のOB、OGさんたちと楽しくご飯を食べました。来年の一回生はどんな商品で出店するのか、今から期待が膨らみます。
12月10日、尼崎ベイコム体育館で行われた関西学生新人大会に参加しました。今年度最後の大会です。
結果として、男子茶帯の部で清野・松浦ペアが本戦に出場を果たしました。また、先日の運用法選考会にて本戦出場権を獲得していた郭が、運用法男子軽量級の部に参加しました。
しかし、関西の壁は厚く、今回賞を獲ることは叶いませんでした。三回生の三名にとってはこれが現役として最後の大会であり、三年間やりきったな、と思う反面、やはり悔しい思いも拭い切れない結果でした。ただ、今回自分たちや後輩たちが学び取ったことを、次年度の大会に活かす布石にはなったように感じました。
演武のうまさ、運用法の強さだけが少林寺拳士に求められるものではありません。が、学生拳士としてやはり「高みを目指したい」という気概や、目標に対する試行錯誤、努力はとても大切なものだと思うので、これからも県立大姫路 少林寺拳法部は邁進を続けていきます。
12月16日、魚萬さんで忘年会を行いました。
今回初めて、今年新たに顧問として部に加わってくださった鳥塚先生を含めての会となりました。はじめに先生からご挨拶をいただいたあと、皆海鮮料理に舌鼓を打ちました。
今年もこれで終わり、平成が終わるよりも先に、幹部は代替わりをします。下級生に全て任せることにまだ一抹の不安を感じつつ、新体制の方針や頑張りを楽しみに、上回生として最後まで部の運営をやり遂げようと強く感じました。
(写真は事情により、向かいの煙草店の前で撮影しました。)
2月24日、収穫祭さんにてOB会が行われました。
3月6日から9日の4日間、香川県の多度津にある少林寺拳法本部にて行われた大学少林寺拳法部連盟本部合宿に参加しました。前日の5日には合宿説明のほか法階講義や昇格試験の学科試験も行われたので、実質5日間の行程でした。
普段は交流することがほぼない他地域の拳士と一緒に修練し、日々の学内の修練だけでは得られない発見がありました。また、他大の監督や本部の先生からも直接指導していただき、それぞれの技や動きへの理解が深まりました。
今回は1回生の部員4人が3級の昇格試験も受験し、無事全員合格し3級となりました。やはり試験官が本部の先生方ということもあり厳しい意見もいただきましたが、糧として前に進もうと思います。
香川県と言えばうどんですが、初日しか時間が取れず一度しか食べることができませんでした。しかし他にも宿泊先である丸亀の名物「骨付鳥」などを食べて、食の面でも満足の合宿でした。
3月20日に41期の先輩方の追い出しコンパがありました。(今回もお店で場所が取れず、写真は高架下にて撮りました)
今年は41期の先輩方以外にも大学を離れるOBさんが多く、このみなさんが揃うことがしばらく無いのかもと思うと少し寂しい気持ちでした。会は終始にぎやかに進み、先輩方からの目録贈呈、現役生からの色紙と記念品贈呈などが行われました。
先輩方には、これから道場に来られる機会が少なくなると思いますが、ぜひ時々足を運んでいただきたいです。