藤本義政 先生
兵庫県立大学姫路少林寺拳法部 総監督
お話
合掌
この度、兵庫県立大学姫路少林寺拳法部(前姫路工業大学)が創立されて、40周年を迎え現役、OB・OG会の実行委員の並並なお力添えにより盛会に記念式典が開催されますことに関係者の一人として心よりお慶び申し上げます。
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1975年に当少林寺拳法の前進であります、同好会を当時の初代支部長、泉克憲氏との出会いがあり、泉氏が姫路白鷺道院の拳士として修行中であり、少林寺拳法にかける情熱と誠実な人柄と真面目な前途有望な若者の人格に小生と意気投合して、同校に同好会を発足させました。(光陰矢の如し)早いもので、あれから40周年の歳月が流れ、当時は凛凛しい学生も今は頭に少し白髪が目立つようになり、40年の歴史を感じます。OB・OG拳士も立派に成長され各界に於いて大いに活躍され今日に至っていますことに嬉しく頼もしい限りです。
想い起こせば同好会の頃、練習場所も無く、前の学生食堂や体育館の片隅で無我夢中で練習に汗を流し、時には原っぱの上で将来の人生の夢等語り合った日々が懐かしい思い出であり一瞬一瞬が良き想い出として甦ります。
今日の日に現部員一同、草創期の先輩の熱い思いと努力と苦難があり今日を迎えた事に感謝を忘れてはならないと思います。本日の40年のために遠方より、駆けつけて頂いた先輩諸氏に改めて心より感謝申し上げ、今後この40年を機に部員一同精進を重ね少林寺拳法の基本理念であります。「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」を実践目標に頑張って頂きたいと存じます。
最後になりましたが、兵庫県立大学姫路支部の一層の発展と、法縁ある多くの皆様に深く心よりお礼申し上げ、今日の式典にご支援戴きました関係各位に重ねて感謝と敬意を表しましてお礼とご挨拶といたします。「ありがとうございました」
結手
2015年10月
山本高稔 先生
兵庫県立大学姫路少林寺拳法部 監督
お話
合掌
この度、兵庫県立大学姫路少林寺拳法部(前姫路工業大学少林寺拳法部)の監督に就任させていただくことになりました山本です。どうぞよろしくお願いいたします。
私は1978年に兵庫県立大学姫路の前身である姫路工業大学に入学し、少林寺拳法部に入部しました。今年は2018年なので、少林寺拳法を始めてからちょうど40年経ってからの就任となります。
学生時代は、前監督の藤本義政先生からご指導をいただきました。大学院時代には支部長も経験し、先生のもとでいろいろと勉強させていただきました。
就職してからは、藤本先生の紹介で京都春日道院に転籍、30年以上在籍し、現在副道院長をさせていただいております。
私が入部したのは、姫路工業大学少林寺拳法部が出来てから3年目で、当時は正式なクラブと認められておらず、同好会でした。
そのため練習場所もなかなか確保出来ず、学生会館の二階や、本館ホールの踊り場、近くの神社、書写山の山頂にある円教寺等で練習をしました。神社での練習の際は、練習場所確保のため、境内にみんなで一列になって石拾いから始めたことが懐かしく思い出されます。
その後まもなく学生大会で正式にクラブとして認められ、現在兵庫県立大学姫路少林寺拳法部は、40年以上の歴史を誇る部となっておりますこと、OBとして嬉しく思います。
その歴史ある少林寺拳法部の監督に就任する責任の重さをひしひしと感じております。これからは若い学生たちと一緒に汗を流し、少林寺拳法の練習に励んでいきたいと思います。
また私の学生時代は、直接開祖から法話をお聞きした世代でもあるので、藤本先生からお聞きした話、京都での修行経験もあわせて開祖の思いも伝えていければと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
前監督の藤本先生には、42年もの長きにわたり、姫路工業大学少林寺拳法部及び兵庫県立大学姫路少林寺拳法部の監督としてご指導いただきましたこと、心より御礼申し上げます。これからは総監督として残っていただけますので、今後もご指導いただければ幸いです。
再合掌
2018年 5月吉日